データドリブンマーケティングってnanda?
ここ数年やたらと会話に出てくるが、データドリブンマーケティングというキーワード。 文字通り、データを起点にマーケティングを組み立てようというマーケティング手法だけど、どの範囲で使うと効果的なのかということを忘れてはいけないと思う。 「それはデータドリブンなやり方なのか」などと会議で発言する人自体がその有効的な使い方を知らない場合も多い。 決められた商品をネットで売る、決められたアプリのインストール数を増やす、などその範囲の効率や効果を上げるためには、もはやデータドリブンな改善は欠かせないしデータなしには前に進めないだろう。1を1.1や1.2に効果を上げていくためにはもはやデータなしには何もドライブできないのが現状だと思う。 ただ、新しい商品やサービスを作る場合や差別化したポジショニングを策定するというような、ゼロを1にする必要のあるステージでは、やはり仮説が必要でそれはデータの裏付けによるものばかりではなく、人力のアイデアなのだと思う。そのアイデアが立ち上がりだしてからのデータの裏付けやデータの検証から、弱点の早期発見からの軌道修正ができる。 アタマで考える部分、それをデータドリブンマーケティングにのせる範囲をしっかりと見極め、バズワードに踊らされないようにしたい。